派遣社員として初出勤。かなり緊張しますよね。何事も初めては緊張するもの。でも派遣社員の初日ってアルバイトや正社員となにか違うのかもって思いませんか。 今回は派遣社員が初めて出勤する場合に行う事と、初日に絶対やっておきたいことを説明します。これであなたもみんなから好意を持たれる人材になりますよ。

派遣初日の1日の流れ

簡単に1日の流れを解説していきます。
  • 早めに会社に集合
  • 派遣先での挨拶・自己紹介
  • 社内案内や勤務システムの説明
  • 業務説明や研修
  • 業務開始
  • お昼ランチ
  • 業務開始
  • 帰宅

派遣初日の持ち物

派遣先企業や職種によって必要となるものが変わりますが、派遣会社の担当さんから指示をもらっていない場合は最低限以下のものを持っていけば安心ですよ。
  • 筆記用具(シャーペン、ボールペン、消しゴム)
  • ノートやメモ帳
  • 名刺入れ
  • クリアファイル
  • カバン
筆記用具とノート、メモ帳は必ず持っていきましょう。会社の備品として用意している企業もありますが、初日に何も持ってこないとヤル気がない人というレッテルを貼られてしまうことになります。 また初日は契約関連の書類やプリントなどを持って帰ることもあるため、クリアファイルとA4用紙がすっぽり入るくらいの鞄を持っていきましょう。

派遣初日で菓子折り・手土産は必要ない

これまで正社員をしてきた方で異動の際には菓子折りを持参する方もいます。そのような方は持っていくのが当たり前のように感じているかもしれませんが、派遣の初日に菓子折りは不要です。 派遣先企業によってはお菓子を持ってくることを禁止している会社もあります。どうしても菓子折りを持ってきて話題作りをしたい方は、しばらく様子をみて長期休暇の休み明けなどに持ってくるとよいでしょう。

派遣初日の服装はスーツかオフィスカジュアルか?

派遣初日の服装として迷うのがスーツで出勤するのかオフィスカジュアルがいいのかという点ですよね。 派遣先企業から細かい指定がない場合は男性も女性もスーツを着ていくのがマナーです。スーツの色は男性は黒かネイビーでまとめましょう。ストライプが入っていてもOKです。 女性は黒かグレーを選べば失敗しませんよ。

就業初日は派遣会社の営業担当と早めに会社に集合

基本的に就業初日は、就業開始時間より10分ほど早く、人材派遣会社の営業担当と就業先で待ち合わせます。そこであなたの勤務時間のシステムへの登録方法などが説明されます。 その後、派遣先の担当社員の方があなたを迎えに来ます。ここで派遣会社の営業担当とは別れます。

派遣会社の営業担当が来れないときは一人で行くことも

基本的に就業初日は派遣会社の営業単の方が一緒についてきてくれるのですが、他の方の就業日と重なったり別件がある場合は一人で行くこともあります。 でも営業担当がいたとしても隣で話を聞いているだけですので、いなくても問題ありません。難しい契約関係のことについて質問された時は「詳しくは分かりません」と正直に答えるようにしましょう。

派遣先での挨拶・自己紹介の例文

派遣社員でももちろん、就業先での自己紹介があります。社員さん全員の前に簡単な挨拶をすることになりますので、何を喋るのか予め決めておきましょう。 話す内容は以下の要素が盛り込まれていればOKです。
  • 名前
  • 経歴
  • 意気込み

自己紹介の例(経験業界の場合)

皆様おはようございます。本日よりお世話になります○○と申します。 これまで3年間、物流関係の会社で経理や税務などを担当してきました。配属先でも、その経験を活かして1日も早く皆様のお役に立てるように尽力してまいります。 至らない点もあるかと思いますが何卒よろしくお願いいたします。

自己紹介の例(経験業界の場合)

皆様おはようございます。本日よりお世話になります○○と申します。 これまでは3年間、物流関係の会社で経理や税務などを担当してきました。 初めての業界のため分からないことが多く、ご不便をおかけしてしまうこともあるかと思いますが、一日も早く皆様のお役に立てるように尽力致しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

挨拶の内容よりも笑顔でハッキリ喋ることが大事

挨拶の内容ももちろん大事なのですが、内容よりも、笑顔でハッキリ大きな声でしゃべれることが大事です。 緊張して失敗しないように喋ろうとするとボソボソとした籠った声になってしまいますので、しっかり前を向き勇気をもって声を出しましょう。

休憩に行く際は社員に確認

初日は勝手に休憩に行くことは控えましょう。お手洗いに行くことも一緒です。まずは、担当してくれている社員の方に、「お手洗いにいっていいですか」と確認してから行くようにしましょう。 働き始めてから数日経つと、休憩に行くタイミングなどがわかってくると思いますので、そのタイミングから確認はしなくても大丈夫です。

分からないことはその日のうちに確認

業務の研修でわからないことがあったら、その日のうちに確認しましょう。社員の方はあなたが業務を理解しないまま、作業を行うことが一番怖いです。 問題を発生させてからでは手遅れです。最初の段階では面倒に思われるくらい質問しちゃいましょう。 研修を受けることにもテクニックがあります。研修受け上手で気に入られちゃおう!上手く見える7つの方法に主なテクニック手法を説明しています。

初日のお昼はお弁当を持ってこない

就業初日は就業先の方からランチに誘われることが多いです。そのため、初日はお弁当を持っていくことは控えましょう。 あなたを歓迎の意味で誘ってもらっているので、是非参加しましょう。

定時前に他に業務がないか確認

定時に勝手に退社するのは厳禁です。 定時前に今日は定時退社指示や業務指示がない場合は、就業先の担当社員の方に笑顔で「他に私にできることはありませんか」と確認しましょう。 業務がなければ今日は退社してくださいと言われるはずですよ。

笑顔で「明日もよろしくお願いします」と言って退社

あなたに研修してくれている担当の社員の方に「明日もよろしくおねがいします」と言いましょう言われた方はすごく嬉しいですよ。 また、就業中の他の方にも「お先に失礼します」と言って帰るようにしましょう。挨拶はとても重要です。あなたの印象がとても良くなっているはずです。

退社後派遣会社の営業担当に連絡

初日の就業が終わったら、営業担当に無事に初日を終えたことを伝えましょう。営業担当にもよりますが、初日の定時後に営業担当があなたに初日の感想を聞くために連絡してきます。 しかし、先にあなたから営業担当に連絡することで、報告を確実に行える人間と営業担当から判断されることで信頼度が向上します。 派遣社員の営業担当と上手く付き合うことはとても重要なので、面倒がらずに初日は自分から連絡するようにしましょう。

初日に好印象をもってもらい円滑に業務を進めましょう

ここまで説明したことを実践すると、就業先と派遣会社から確実に好印象を持たれます。 好印象を持たれることで業務が円滑に進められる上、就業先からは可愛がってもらえるので確実に実施したいですね。
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